全て読めば、『産後の骨盤矯正』が分かる
まずは結論
当院が考える『産後の骨盤矯正』まとめ
当院としては、産後の骨盤矯正は
『施術が安全で、納得できれば、してみても良い』
という考えです。
裏を返すと、
産後の骨盤矯正は必須ではない
※産後ケアは全ての方に必要です
※骨盤矯正を、否定も肯定もしていません
産後ケア≠骨盤矯正
産後ケア=産後に使えなくなった体を元に戻すリハビリ。授乳や夫の育児参加、祖父母との育児連携などの育児環境の整備も含まれる。夫婦間での育児バランスの調整や、問題点の共有。産後の女性特有のトラブルに対する理解など。
産後の骨盤矯正は必須ではありませんが、
産後ケアは、全てのママに必須のリハビリ
と考えております。
詳細は下記に載せてあります。
産後、とりあえず骨盤矯正 をしてる方が多い
他院の骨盤矯正から、当院の産後ケアに、施術を切り替えるママさんがたくさん居ます。
その方々に、『なぜ骨盤矯正をしていたのか?』を聞いてみました。
すると、
- 産後だしとりあえず骨盤矯正
- 歪んでるか分からないけど、とりあえず骨盤矯正
- 産後から痛みは、とりあえず骨盤矯正
- 先生が『続けた方が良い』というから、骨盤矯正を続けた
で、産後の骨盤矯正をしている人がとても多かったのです。
先ほどもお伝えしましたが、理解も納得もしていないのに、『とりあえず産後は骨盤矯正』はおすすめできません。産後の骨盤矯正自体を否定する意図はありませんが、
良く分かんないけど、骨盤矯正
は時間もお金も、もったいないです。
産後の骨盤矯正を受けるのであれば、『どうなりたいか?』の目的を持って選んで頂きたいです。
ご自身で考えて、『それでも骨盤矯正をしてみたい!』という方は、受けられてはどうでしょうか?
※このページには、骨盤矯正に対し否定的な先生の、ご意見も掲載しています。
ですが、当院の立場は中立です。
骨盤矯正を、肯定および否定する意図は全くありません。
このページでは、産後の骨盤矯正に関して、できるだけ分かりやすくまとめて書いています。
余裕がある時に、ゆっくりとお読みください。
かなりの長文です。
他サイトの、倍以上の情報量があります。
また、分かりにくい部分があれば、何回か読んでいただくと理解ができると思います。
もし、内容が分からないようでしたら、LINEにて無料相談もしておりますので、お問合せ下さい。
※全部読むまでの、平均時間は5~6分程度です。
骨盤矯正の記事を書くキッカケ
当院では、これまで多くの産前ケア(妊娠中のケア、マタニティケア)。産後ケアを行ってきました。当院のホームページでもご案内しているとおり、当院は、
『産後の骨盤矯正、ではない施術』
を行っております。
来院される全てのママさんに、同じようにご説明をし、納得をして頂いた方のみ、施術プログラムを継続しております。
ですが、説明をさせて頂いても、やはり皆さんが気になるのが、
産後に骨盤は歪むのか
骨盤矯正をしないと開きっぱなしになるのか
という点のようです。これまでは、個別にご回答をさせて頂きましたが、同じように気になるママさんが、あまりにも多い。という点から、現時点の当院の解釈としてまとめてみました。
(執筆時点の解釈であり、今後、研究が進むにつれ修正、追記する場合もございます)
他サイトでは、『産後の骨盤は開きっぱなし』と書いてある
前に通っていた治療院の先生が、『骨盤矯正は必要』と言っていた
『病院の先生から骨盤矯正は意味がない』と言われた
等、色々なご意見はおありかと思います。
そういった方に、『産後の骨盤矯正に対する、当院としての考え』が伝わるよう記事を書いてみました。
出来る限り偏った意見にならないよう注意し、幅広く情報を集め検討しているつもりですが、不備などがありましたらご容赦下さい。
骨盤矯正をしようか悩んでいる方は、ご参考にされてみて下さい。
※かなりの長文です。要点だけ知りたい方は、気になる項目を目次からタップしてみて下さい。
産後の骨盤矯正とは
インターネットや、InstagramなどのをSNSを中心に、いまや産後の骨盤矯正は、「一度は聞いた事がある施術」となっています。この、産後の骨盤矯正。
実は、医学的な定義が、確立されていません。
では、この産後の骨盤矯正を一般的にインターネットなどで調べると、どのように表記されているのでしょうか?
産後の骨盤矯正は、【出産後に、女性の骨盤の状態を正常な状態に戻すことを目的とした施術】です。
産後の骨盤は、妊娠や出産によって、骨盤が広がったり歪んだりすることがあります。
これは、子宮や胎盤、胎児が成長するために必要な柔軟性を、確保するためのホルモンの働きで起こります。
しかし、出産後、時間が経っても骨盤が正しい位置に戻らない場合があります。これによって、腰痛や股関節の痛み、便秘、尿もれ、体重が落ちにくいなどのトラブルが起こるとされています。産後の骨盤矯正は、これらの問題を解決するために、専門家が行う施術です。
産後の骨盤矯正には、さまざまな方法があり、鍼灸やマッサージ、ストレッチ、エクササイズ、体操、整体など様々です。これらの方法を組み合わせて、骨盤の歪みを解消し、骨盤を正常な位置に戻すことが、産後の骨盤矯正の目的です。また、骨盤矯正の方法を習得できるセミナーや講習会なども数多くあり、そのセミナーにより骨盤矯正の方法が全然違います。産後の骨盤矯正は、自分に合う先生にしてもらうのが良いでしょう。
産後の骨盤矯正は、接骨院(整骨院)・整体院・サロン・助産院・スポーツ施設など、様々な場所で行われている為、先生によって、解釈が大きく違います。ですが、調べていく中では、『上記のような説明が多い』という印象でした。
産後の骨盤矯正は、医学的な定義が確立されておらず、医師やセラピストの先生の意見も大きく分かれています。
ですが、当院で産後の骨盤整体などの産後ケアを行っている中でも、
「産後、骨盤がグラグラする感じがした」
「産後、骨盤がしっくり来ていない感じがする」
という声はあります。
当院としては、
「骨盤が歪んでいるかどうかより、
まずは使えてない体を、元に戻す」
とお伝えしています。
現時点で、当院では骨盤の歪みにアプローチをする。という事は行っておりません。
※先述した通り、産後の骨盤矯正を否定する意図はありません。
産後の骨盤矯正を説明
産後の骨盤矯正といえば、
出産でゆるんだ骨盤を、骨盤矯正でしめる
というイメージを持っている方が多いと思います。そこで、一般的に言われている、産後の骨盤矯正が、どのような流れで説明されているのかを、もう少しだけまとめてみました。
妊娠すると骨盤がゆるむ
妊娠初期(3ヶ月頃)からリラキシンというホルモンが分泌されます。このリラキシンの効果で、骨盤が緩んでいる状態となります。妊娠中は、リラキシンの働きで骨盤がゆるみすぎて、恥骨痛・股関節痛・腰痛などの症状が出る場合があるようです。また妊娠中、骨盤の緩みを防ぐ為、骨盤ベルトなどで、なるべく骨盤を締めるようにすると、痛みも改善され、骨盤が開きにくくなります。
出産で骨盤が開く
出産時に、胎児の産道になる骨盤が前傾し、骨盤の腸骨が閉じて、下部の坐骨が開きます。(上記図の矢印)
陣痛から分娩時にかけて、胎児の産道になる骨盤は、仙骨のうなずき運動により、骨盤が前傾し、骨盤上部の腸骨が閉じて、下部の坐骨が開いてきます。このように骨盤下部が開くことで、産道を広げスムーズに出産できるというプロセスになっています。
産後は骨盤を締めるのが大切
妊娠初期から出産時にかけて、『リラキシン』というホルモンの影響で、骨盤の緩みが出てきます。
出産後、リラキシンの分泌量が減る為、緩んだ靭帯や関節が徐々に元の状態に戻りますが、この作用が正しく働かないと、骨盤は開いた状態で固まってしまいます。
その原因として、
・骨盤周辺の骨盤を引き締める筋肉が弱い
・骨盤がゆがんでいる
等があります。
妊娠前の骨盤に戻す
「産後いつから骨盤矯正を始めたら良いのか?」
という質問に関して、様々な意見があります。
普通の分娩(経腟分娩)であれば産後1ヶ月から
帝王切開であれば産後2ヶ月ぐらいから
が目安と言われています。
産後半年から1年ぐらいはホルモンの影響で骨盤は緩んでいて動きやすくなっているので、その間に骨盤矯正をすれば大丈夫でしょう。
※先生によっては、『産後6ヶ月までが、リラキシンの影響で骨盤が緩んでいる。だからそれまでに骨盤矯正をした方が良い』と考えている方もおられます。
上記は、当院の見解ではありません
骨盤矯正を行うに当たっては、骨盤の歪みを正確、かつ客観的に測定する必要があると考えております。
多くの先生が、骨盤の骨の特徴的な形(ランドマーク)を触りながら、動かしたりして評価をしています。
ですが、ランドマークで、評価をする場合は、先生の主観 (感覚的に測定してしまう) が加わりやすいと言われています。
つまり、
「骨盤の歪みの評価は、測り方で大きく変わる」
という事です。
骨盤の歪みが5~10㎝など大幅にズレているのであれば、誰が見ても判断できます。
ですが、産後の骨盤矯正に来られる方で、そこまで骨盤がズレている方は、まず居ません。
(明らかに分かるくらいの骨盤の歪みがあれば、日常生活は送れません)
おそらく数ミリのズレの、『骨盤の歪み』と定義されているのだと思います。
では、その1~5㎜などのわずかな骨盤の歪みを、服や下着をつけたままで、正確にどこまで測れるのか?
特に、【施術前→施術後】のビフォーアフター。
それは、本当に施術前と、寸分たがわぬ全く同じ触り方でしょうか?
同じポジションでしょうか?
足首の向きは?
股関節の角度は?
お腹の力の入り具合は?
腕の置く向きや方向は?
レントゲン撮影でさえ、角度がほんの少し変わるだけで、評価がしにくくなります。それ以上の正確な評価を、人間の手で、どこまで再現性が高くできるのでしょうか?
※再現性=実験条件を同じにすれば,同じ現象や同じ実験が同一の結果を与える場合,再現性があるという事。
この、歪みの評価はかなり主観が大きいと考えており、現時点では当院は
骨盤の歪みの評価は行っておりません
ですので、客観的な評価が難しいので、 骨盤の歪みをとる、骨盤矯正は行わない。
という施術方針で、産後ケアを組み立てております。
当院は、
『先生ではなく、患者さんも実感できる評価』
が重要だと感じております。
※当院では日々、新しい知見・技術を習得のために研鑽しております。
当院でも歪みなどの評価も含め、今までと違う評価方法や施術が確立できれば、今後、皆様に提供したいと考えております。また、他の先生方の、歪みの評価方法を否定する、という意図は全くありません。
産後の骨盤矯正は何をするか
産後の骨盤矯正は、主に理学療法士や柔道整復師などの専門家によって行われる施術で、色々な方法がありエクササイズなども使われているようです。下記に書いた記事は、手技やテクニックの一般的なものです。(全ての骨盤矯正を網羅しているわけではありません)
骨盤矯正をしていない、当院では分からない部分が多数ありますが、色々な情報を集めてまとめています。
産後の骨盤矯正を提供している先生から、お叱りを受けるかもしれませんが、あくまでも一般的な考えとしてお伝えしていきます。
- マッサージ等
骨盤周辺の筋肉は、出産・育児によって緊張や痛みが出ることがあります。
産後の骨盤矯正の施術には、筋肉や筋膜の緊張を緩和するためにマッサージが行われます。
特に、骨盤周辺の筋肉をほぐすことが重要です。
筋肉をほぐす他に、筋膜リリースを行ったりする場合もあります。マッサージや筋膜リリースをする際に、クリームなどを使う場合もあります。
- ストレッチ
ストレッチは、筋肉の柔軟性や関節の可動域を広げるために行われます。それににより、筋肉が硬くなってできた骨盤の歪みが矯正されていきます。特に、骨盤周辺のお尻の筋肉や、太もも・腰回りの筋肉を対象としたストレッチが効果的です。
- マニピュレーション
マニピュレーションは、手を使って関節を調整する技術で、産後の骨盤矯正の施術でも使われます。例として、骨盤・仙腸関節の歪みを調整するために行います。手技の時に、特殊なベッドや、ブロック、器具などを使う方法もあり、施術方法により様々です。
- トレーニング
トレーニングも有効であり、特に体の深いところにある、深層筋を強化を狙う場合が多いです。骨盤の安定性を高める目的で行うトレーニングを行います。また筋力トレーニングを、電気を流す機器を使い、強制的に行わせるものもあります。
※EMSと呼ばれるものが多く、寝ているだけで腹筋が〇〇回分などの効果があるようです。
【個別のトレーニング内容】
骨盤底筋群のトレーニング
骨盤底筋群は、尿漏れや膣のゆるみなどのトラブルを引き起こすことがあります。
骨盤底筋群のトレーニングで、骨盤底筋群を強化することにより、これらのトラブルを予防する事が目的となります。
体幹のトレーニング
体幹とは、腰や背骨を中心とした体の中心に近い筋肉群のことで、身体の安定性を保つために重要です。
体幹のトレーニングは、骨盤矯正の効果を高めるためにセルフケアとして行われています。
また、体幹のトレーニングを猫背矯正・姿勢矯正などという別メニューで提供されている事もあります。
これらの手技やテクニックを組み合わせて、産後の骨盤の状態に応じ施術が行われているようです。
上記は、当院の見解ではありません
現段階で当院では、骨盤の歪みを客観的にご説明できるような、評価方法を確立しておりません。
ゆえに現在、歪んだ骨盤を矯正する。という手技は提供しておりません。
医療従事者が考える骨盤矯正
ここまで、産後の骨盤矯正とは、どんなものか?という事に関して、掘り下げてきました。
ここからは、
『病院で働いている人は、産後の骨盤矯正をどう思っているか?』
※医療従事者が、産後の骨盤矯正をどう考えているか?
について、お伝えしていければと思います。
ここでは、①整形外科医、②助産師、③柔道整復師・理学療法士などのセラピスト
の先生方の意見を、可能な限りまとめてみました。
整形外科医師の考え
まずは、骨や筋肉、関節などに精通し骨盤なども知り尽くしている『整形外科医』の方々の意見を調べてみました。整形外科の先生は骨折やヘルニアなどの手術をされることも多く、骨や関節の位置関係なども完璧に把握されています。
また、寝違えやぎっくり腰、足の痛みや痺れなどに対して、治療するとなれば、整形外科への受診を考える方も多いと思います。その外傷の専門医である、整形外科医の先生方は、『産後の骨盤矯正』をどのように考えているのか?
いくつか引用し、まとめてみましたので、ご参考ください。
整形外科医の意見1
最近は「産後骨盤矯正」を宣伝している施術院も多いですね。産後2〜10カ月くらいに骨盤を矯正するとよいと宣伝しているのをよく見かけます。なかには「産後すぐに施術しないと痛みが残る」「骨盤が開いたまま戻らなくなる」といった表現を使うところもあるようですが、これは行きすぎですね。
確かに出産によって骨盤は緩むんですが、数カ月が経過すれば、特に何もしなくても自然と元に戻っていきます。何かをしなければ元に戻らない、というわけではありません。だって、考えてみてください。もし出産で緩んだ骨盤が自然に元に戻らないのであれば、太古の昔から女性は出産すると骨盤が緩みっぱなしになって、日常生活に差し支えていたことになってしまいます。そんな事実はありません。
Dr.Koala(ドクターコアラ)
整形外科専門医、医学博士。大学病院、市中病院に勤務後、整形外科クリニックを開業。診療の傍ら、インターネット上で情報提供を行っている。様々な分野の専門家との共著書に『子どもを守るために知っておきたいこと』(星海社)がある
https://toyokeizai.net/articles/-/620885?page=2 より引用
整形外科医の意見2
「『骨盤矯正』という用語は医学的にはありません」。こう強調するのは、腰痛について複数の著書がある整形外科医の片田重彦氏である。
「そもそも矯正とは、正常状態から逸脱した骨関節などの変形を、ギプスやコルセットなどで正しい形に治すことをいう。骨盤は、きわめて丈夫な多数の靭帯で包まれていて、骨折でもしない限り変形はありえない」(片田氏)
整形外科医、片田重彦
https://toyokeizai.net/articles/-/305935 より引用
整形外科医の意見3
JCHO(地域医療機能推進機構)仙台病院の村上栄一病院長は「これまでは椎間板や付近の神経圧迫が腰痛の主要因とされてきたが、最近では骨盤の関節である仙腸関節(せんちょうかんせつ)に由来しているという見解が医学界でも存在感を増してきている」と説明する。
仙腸関節は骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節で、わずかに2~3ミリだけ可動する。「体重の約3分の2を占める上半身を支えて、下半身からの衝撃を受けるという、複雑な機能をわずかな可動域で担う重要部位」(村上氏)という。
その仙腸関節が不意に外部から衝撃がかかったり、出産などをきっかけに正常な位置からずれるときがある。それが腰痛を引き起こすという。「ぎっくり腰も産後の腰痛も、仙腸関節のずれ、引っかかりが主な原因だ」と、村上氏は指摘する。
JCHO(地域医療機能推進機構)仙台病院、村上栄一
https://toyokeizai.net/articles/-/305935?page=2 より引用
整形外科医の先生方の意見としては、上記のようなものがありました。
それを踏まえ、
整形外科医の意見まとめ
整形外科医の意見まとめ
『出産により、産後の骨盤に負荷がかかっている』という認識は、整形外科医の先生方にもありますが
「だからといって、骨盤矯正は必要ではない」
という意見が主流のようです。
私が個人的にお話させて頂いた事のある、整形外科医の先生方も
『産後の骨盤矯正は、医学的に根拠がない』
『産後の骨盤矯正は、無意味で、むしろ危険』
という意見が多い印象でした。
まとめると『産後の骨盤矯正』には否定的な意見が多く、
『産後の痛みにも、症状に合わせて治療をする。骨盤矯正はしない』
という考えだと感じました。
助産師の考え
つぎに、妊婦さんから新生児に関して豊富な知識があり、妊娠中から産後までケアを提供できる助産師さんの意見を調べてみました。助産院として、産前産後の女性を支えている方も多く、『産前産後の専門家』として『産後の骨盤矯正』をどのように考えているのか?
いくつか引用し、まとめてみましたので、ご参考ください。
助産師の考え1
産後の骨盤矯正は必ず全員に必要なものではありません。先ほど説明した通り、産後の骨盤は自然と元に戻る性質があるからです。
よく「骨盤の歪みを治そう」というような表現を目にしますが、骨盤は非常に硬い骨で構成されているため、変な方向に「歪む」ことはありません。
また1回の骨盤矯正で骨盤の容積が減ることや、ダイエット効果、明らかな見た目の変化もありません。
産婦人科オンラインジャーナル
助産師 崔 賀英
https://journal.obstetrics.jp/2020/06/03/pelvic-change-del/ より引用
助産師の考え2
産後の骨盤矯正は、すぐ骨盤ベルトを巻かなくても授乳をすることで産後の身体は自然と元に戻るようになっています。恥骨結合離開気味の場合や3500g以上の大きな赤ちゃんを出産し骨盤に不安定がある場合は産後すぐにベルトを巻く事があります。
必ず医者や助産師の判断で着用をするようにしましょう。一般的には入院中から足首を回したりする産褥体操をして、悪露が褐色になる1か月健診前後、骨盤ベルトなどで矯正をするようにします。
出産後半年以内は骨盤の矯正がしやすい時期となりますのでこの時期に始めることができるとよいでしょう。とはいえ、この時期はママの体力回復と赤ちゃんのお世話が何よりも優先。
出産後半年が過ぎてしまったとしても、骨盤矯正ができないというわけではありませんので安心してくださいね。
AMOMAチャンネル 母乳育児専門のお悩み解決メディア
【助産師監修】産後の骨盤矯正はいつから?骨盤矯正ストレッチや運動方法は?
浅井貴子 助産師
新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。
https://www.amoma.jp/ch/column/child/mamacare/33111/ より引用
助産師の方々の意見としては、上記のようなものがありました。
それを踏まえ、
助産師の考えまとめ
助産師の意見まとめ
『骨盤矯正は必要ない』という意見の助産師さんと、『骨盤矯正は必要です』という助産師さんの意見が分かれている印象です。助産師さんの中でも、
①産婦人科などに勤務
②助産院の院長として勤務
などの環境の違いで、意見に隔たりがあるのかもしれません。また、骨盤矯正が必要だと考える助産師さんは、「助産院のメニューとして、産後の骨盤矯正をしている」という場合もあるようです。
一般的に、助産師さんは妊産婦と新生児に関して幅広く、妊娠中から産後までケアを提供できる専門職です。助産師になるには、看護師免許を取得してからさらに1~2年間、助産師教育機関で学ぶ必要があります。
ですので、体を元に戻すリハビリの分野(関節・筋肉・骨格・姿勢・重心・歩行・トレーニング)などに関しては、専門職ではありません。
ゆえに、助産師さんが行っている産後の骨盤矯正の多くは、整体などのスクールで技術を習得した後に、提供しているケース多いようです。
セラピストの考え
最後に、リハビリや、施術などで体を触る事が多い、セラピストの意見を調べてみました。
セラピストとなると、対象が広すぎる為、ここでは、
・理学療法士
・柔道整復師
などの国家資格を持った先生にフォーカスを当てました。
※国家資格が全てにおいて優れている。という表現ではありません。
リハビリや機能訓練の専門家として『産後の骨盤矯正』をどのように考えているのか?
いくつか引用し、まとめてみましたので、ご参考ください。
セラピストの考え1
骨盤矯正は意味がない
骨盤矯正が意味がない理由は大きく以下の二つがあります。
- 骨盤はズレていて当たり前
- 骨盤がズレていても99%の人は痛みがない。
1.骨盤はズレているのが当たり前
そもそも論です。
人間は骨盤がズレているのが当たり前です。
そもそも人間は左右非対称なのが当たり前です。左右非対称である事が正常なのです。
内臓を考えていただければわかりやすいのですが、心臓は左にしかありませんし、胃は右側にあります。肝臓も右です、大腸は時計回りで肛門に至ります。
内臓だけではなく、顔も非対称です。肩の高さも違います。骨盤の高さも違いますし、足のサイズも違います。
確かに骨盤がずれると、それに連結している、腰や股関節の関節の位置が変わり、体全体に変化が起こります。
しかし、人間はそのような小さな変化にもしっかりと補正機能が働いているため、大き支障が出ることはありません。
また,骨盤はあくまでも骨ですので,勝手にズレる事はありません。
大切なのはズレている骨盤ではなく,骨盤をズラす何かの硬さや短縮,筋力低下が問題です。
それは骨盤だけに限らず、全ての関節がそうです。
関節をずらしたからといって、関節をズラす首謀者に対しては何も行っていません。
2.骨盤がズレていても99%以上人は痛みがない
先ほど、骨盤がズレていても当たり前と記載しましたが、それだけではなく骨盤がズレていても痛みがない人がほとんどなのです
言ってしまえば、10代の子供たちも全員骨盤が歪んでいます。
しかし、骨盤がズレていても痛みを訴える人はほとんどいません。
医学の現場で働いていたものとしては、何故こんなにも骨盤がずれる事が大変な事だと変な知識がここまで広まってしまったのかが不思議でなりません。
えぞリハセラピストLabo.
骨盤矯正は効果がないって本当?現役 理学療法士が回答 より引用
株式会社EzoReha(エゾリハ)代表取締役
北海道の理学療法士_カズ
https://www.hokkaido-physiotherapist-ezopt.com/%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E3%81%AF%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9C%AC%E5%BD%93%EF%BC%9F%E7%8F%BE%E5%BD%B9-%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%99%82/より引用
セラピストの考え2
出産後の骨盤のゆがみが原因で起こる身体のつらさや産後太りに悩んでいる子育て中のお母さん達や、仕事でのストレスなどで肩こりや腰痛で悩んでいる方や高齢者の方などがたくさんいます。
その方々が、効果的な「骨盤矯正」をそれぞれの地域で手軽に受けられるようにすることで、体のバランスが整い、自然治癒力が最大限に引き出され、コリや痛み、疲れから開放され、健康を手に入れることが出来るようにしていきます。
日本骨盤矯正普及協会ホームページより引用
https://jpapa.org/about より引用
セラピストの考え3
骨盤が広がるとどのようなことが起こるかご存知ですか?
女性ホルモンの働きにより筋肉の弛緩が起こり、骨盤の下の方、恥骨結合の部分は閉じたり開いたりしています。
妊娠時、出産分娩時に関わらず、女性の生理時にも骨盤は開いており、そのため生理痛が起こると言われているのですよ。様々な体調不良や骨盤周りの痛み、妊娠時の腰痛や恥骨痛、切迫早産、切迫流産、逆子、産後の恥骨離開、腹直筋離開、足の付け根の痛みや尾骨痛、更に歳を重ねてから起こる骨盤臓器脱の症状などは、骨盤の開きや歪みとかなり密接なかかわりがあります。
お身体と骨盤をケアすることにより、様々な不調が改善し、快適な生活を送れると、昨今大変注目されおり、様々な商品や矯正技術が世に出ています。
でも実は、その方法はまちまちで、ベルトなども着ける位置により逆に尿漏れが酷くなったり痛みが激しくなったり、施術に関しても間違えた骨盤矯正を受けてしまう事により、悲しい事態が起こることも0ではありません。
日本骨盤矯正師協会 ホームページより引用
https://kotsuban-kk.com/より引用
セラピストの方々の意見としては、上記のようなものがありました。
それを踏まえ、
セラピストの考えまとめ
セラピストの意見まとめ
今回の引用は、個人の接骨院や治療院、美容サロン、ブログの意見ではなく、会社や協会として活動されている方の意見を中心にまとめてみました。
ここでも『骨盤矯正は必要ない』という意見と、『骨盤矯正は必要です』という意見で分かれています。また、ここに引用した以外にも、『産後 骨盤矯正』と検索すると、すごい数の情報サイトが出てきます。なので、結論としては、
セラピストの意見は、まとまっていない
(先生の考え方によって違う)
産前産後整体専門院-nanohana- としての考え
当院も、このセラピストの中に含まれており、その専門家からお伝えしたいのは、、、
『何でも治る治療法はない』
という、当たり前の真実です。
なので、
『骨盤矯正だけで、産後の不調を全て解決するのは無理』
という事です。
確かに、言われてみたらそうかも
産後の骨盤矯正だけに限った事ではありません。
どんな薬やサプリメント、トレーニング、施術方法(○○式整体)でも、全ての不調は戻せません。
誰でも、簡単に、安全に、リバウンドせずに痩せるダイエット用品もありません。
原因をひとつずつ調べ、体のケアを継続
面倒だし、時間もかかるけど。
結果として、これが最短ルートではないか。と考えております。
『産後の骨盤矯正を受けたい!』となった時、これらを思い出して頂けると嬉しいです。
当院独自の産後ケアをご希望の方は、こちらから、ご確認下さい。
こちらもご参考ください
結局、骨盤矯正はした方が良いのか
ここまで、色々な情報や意見をお伝えしてきました。ですが、一番気になるのは、
『結局、骨盤矯正はした方が良いのか』
という点だと思います。
冒頭でもお話したとおり、
『骨盤矯正は、やりたい方はしても良い』
です。なんだか投げやりな言い方になってしまい申し訳ありませんが、要は、必須ではない。という事です。
骨盤矯正をしなくても普通に過ごせている方も大勢居ます。また、骨盤矯正を受けて良くなった、という方も大勢居ます。
個人差がかなり大きいので、【全員に骨盤矯正を提案する】という必要性はない、と感じております。
ただ、産後の骨盤矯正を選ぶにあたっては、
治療院選びが最重要です
骨盤矯正という、施術が確立されていないという事は、
骨盤矯正の方法は、先生により全然違う
という事です。
次の項目では、失敗しにくい治療院選びの方法をお伝えしていきます。是非、ご参考になさってください。
骨盤矯正の治療院の選び方
治療院の選び方として、まずは自分がどんな人にしてもらいたいか?を考えて下さい。
そして、何を目的に行くのか。
①産後の痛みを取りたい
②骨盤の歪みをみてもらいたい
③産後ケアをしてもらいたい
④自分の体の状態を知って、良くしたい
目的によっては、産後の骨盤矯正ではない方法でも十分にアプローチができます。
なので、治療院を探す前にきちんと目的を考えて頂けると良いと思います。
ですが、実際には、治療院に行かないと分からない事もたくさんあります。
なので、候補の治療院を探したうえで、
①まずは、良さそうな院に1度だけ行ってみる
②施術を受けて、理解・納得できたら続ける
この方法がベストだと思います。
その成功確率を上げる為に、確認して欲しいことを今からお伝えしてきます。
予約前に確認できること
①産後の専門の情報が多く掲載されている
まずは、産前・産後のママさんの情報発信がされているかどうかを確認してみて下さい。
産後の情報を見る時のポイントは
『他のサイトにも書いてある、テンプレートの文章ではないか?』
という点です。
業者に発注して書いた貰った記事ではなく、その先生がご自分で書いたような意見があるほうが安心です。
一般的に、産後の情報発信をされている先生のほうが、施術の際、丁寧な指導をしてくれる場合も多いとの事です。
※当院に、セカンドオピニオンで来られた患者さんからお聞きしました。
②中身のあるクチコミが多数ある
1.抽象的ではなく、具体的なクチコミが多い
『良くなった』『すっきりした』だけでなく、『ちゃんと立てるようになった』『明らかに動きやすくなった』などの実体験が多く書いてあると良いです。
2.クチコミの意見の方向性が同じ
例)『話しやすい先生』というクチコミがある一方で 、『対応が悪かった』 などの真逆のクチコミがいくつもある場合、どちらの対応を取られるか不安になってしまうので、避けた方が良いでしょう。
3.同業種の先生からクチコミを集めてないか
クチコミで、先生の人柄を褒めている内容でも、先生の友人の場合もあります。その評価が嘘だとは言いませんが、純粋な患者さんの評価ではありません。
③先生の人柄が良さそう
ブログや、クチコミの様子。
見た目でも良いので、『行ってみても良いかも』と思える場所を選びましょう。
産後の骨盤矯正だけに限らず、施術する先生との相性は、とっても重要です。
どれだけ、技術力があっても話しを聞いてくれなかったり、適当にあしらわれてしまうと、とても気分が悪くなり体も不調になってしまいます。
④先生に子育ての経験がある
産後の骨盤矯正を受けただけで、何もかも治ることはあり得ないと思います。
と、なると家でのエクササイズや、気を付けて欲しい姿勢など、先生からセルフケアの指導が入ると思います。
ですがこの指導、『子育ての経験がないと分からない』部分もたくさんあると思います。
例)子供が居ない状態で、筋トレを家で1日〇セットして下さい
授乳もしてて、疲れてるのに無理…
例)子供が居ない時に、有酸素運動などもしましょう
子供が居ない時がない。
てか、時間があったら残った家事しなきゃ
『子育てをしているからこそ言える、家での指導』はとても難しいです。
なので、『自分の家庭環境に沿った、セルフケア指導』
をしてくださる先生が良いと思います。
実際に行って確認すること
①骨盤矯正の前に、評価の説明がある
これがとても大切です。重要なのは、
『骨盤がこっち向きに傾いてますね』
だけで終わらない事。
骨盤のどこが、どのように、どれくらい歪んでいるのか、丁寧に説明して、
自分がそれを実感できること。
何となくわかるではなく。明らかに体感できることが、まずは重要です。
②骨盤矯正をする前後で施術の説明がある
骨盤矯正という施術は、医療関係者の中でも賛否が分かれている施術です。
そのような施術の場合は、
絶対に、説明が必要です
その説明は、施術の前後で必要だと考えております。
その説明が無い。
または、よく分からない。という場合は少し注意が必要です。
③骨盤の歪みの原因を説明してくれる
これも、とても重要です。
骨盤の歪みを矯正する。
という施術をするのであれば、『なぜ、そのような状態が起こったか?』を知る必要があります。
もし、原因を考えずに施術をしていると、理論的には再発するはずです。
『原因を考えずに施術する=ずっと通院する』
という事にもなりかねません。
ちなみに、よくある原因の説明とその深読みについても少し触れておきます。
ご参考になれば嬉しいです。
《よくある骨盤の歪みの原因の一例》
1.妊娠中の赤ちゃんの重みで骨盤に負担がかかる
➔では、全てのママさんの骨盤が歪んでいるのか?
2.分娩時に(経腟分娩)で骨盤が開くので歪む
➔帝王切開の方はどうなのか?緊急帝王切開になった方はどうなのか?
3.リラキシンのホルモンで骨盤が緩み、結果として歪む
➔リラキシンは、全てのママさんに出る。なぜ個人差がここまで出るのか?
④骨盤矯正の通院回数に根拠がある
「〇回くらい通院すると良くなります」という事を言われる事が多いようですが、そこの部分に関しても根拠があるのかどうか分かると良いです。たとえば、
1.骨盤矯正をした女性のデータを取り分析した結果、〇回で効果がある
2.骨盤矯正のこういう論文があり、そこのデータと比較すると、〇回が適正
のような、根拠を元とした説明を、写真やデータと一緒にみせて貰えると良いと思います。
⑤骨盤矯正のクチコミが、顔写真付きで掲示してある
先生からどれだけ、『効果がありますよ』と言われても疑ってしまうのが、産後ママの心情だと思います。そこで参考になるのがクチコミです。そのクチコミが顔写真付きで、院内に掲載されていれば、信用性が高いと言えます。
⑥子育て中の、NG動作の指導がある
産後の骨盤矯正をしている治療院では、『セルフケア・エクササイズ』の指導は、たくさんあると思います。ですが、それ以上に重要となるのが、 子育て中のNG動作の指導 です。
具体的には、
【NG動作の例】
1.抱っこ、抱き上げ方法
2.抱っこ紐の使い方
3.授乳姿勢
4.家事での体の使い方
などがあります。この分野は助産師さんも精通していると思いますが、大切なのは、『筋肉と姿勢を理解した上で指導する』という点だと思います。そういった説明がある治療院は対応も丁寧であると思います。
⑦骨盤矯正の他に、産後のアドバイスがある
当院としては、ここを最重要の項目としております。
当院でも一番大切にしている理念でもあります。それは、
産後のボディケアで全ては改善しない
産後ママを取り巻く環境の整備が必須
という事です。
当院でもこの、環境整備は、産後ケアの核。
としてお伝えしております。
以下では、当院としてお伝えしている具体例をいくつかあげます
【産後の環境整備の例】
- 夫が、産後のママの体を理解する
- 夫が、妻との家事のバランスを理解する
※妻ときちんと相談して家事バランスを決める➔適宜、変更する - 夫が、『育休中の子育てが過酷な仕事である』という事を理解する
- 夫が、産後ママが動きやすい自宅環境の整備に協力する
- 夫も、子供のライフイベントを可能な限り把握する
- 自宅のベッド、椅子、などの環境整備を行う
- 夫が、食洗器、自動掃除機、などの家事援助の家電が必要であると認識する
- 必要な育児便利グッズは、何でも使う
(ママの休憩時間の確保) - 保育園の入園準備、保育園の選定などを夫婦間で協力する
上記以外にも数えきれないほどの項目があります。
これを夫婦間で話せるよう、『専門家としてアドバイスをする』という事が、とても重要な産後ケアであると認識しております。
こういった、『その方に合った支援ができる』という治療院を是非、探してみて下さい。
骨盤矯正を受けようと思っている方へ
ここまで、長い長い長文を読んで頂きありがとうございました。
かなり長い文章でしたので、分かりにくい部分もあったかと思います。その際は何度か読み返してもらえると、分かって頂けるかと思います。
※もし分からなかったらLINEにてご相談下さい
当院独自の産後ケアをご希望の方は、こちらから、ご確認下さい。
何度も何度もお伝えをしておりますが、当院は、
『産後の骨盤矯正を肯定・否定するつもりはありません』
ですが、何も考えず、ただ言われた通り通院して、何となく良くなって→繰り返して。というママさんを多くみてきました。それが、とてももったいないと感じていました。
今は、患者さん自身でも情報を集められる時代ですが、産後の骨盤矯正に関する情報は、不確かなものが多く存在します。
広告として商品を売るために書いた記事。
まとめサイトで1個人の偏った意見で書いてある記事。
他の記事と酷似した内容で上げてあるSNSなど。
その点も踏まえ、出来る限り中立の立場で書くことを心掛けました。
当院のこの記事が役に立ちましたら嬉しいです。
もし『参考になった』、『骨盤矯正のイメージが湧いた』などと思って頂けたら、是非この記事を、骨盤矯正しようか悩んでいる他のママさんに教えてあげて下さい。
この記事を読んだからといって、当院の整体の予約を無理にしなくても良いです。(来て頂けると嬉しいですが。笑)
ただ、この記事を読んで、産後の骨盤矯正の知識をつけたうえで、
産後のケアは、必ず行ってください
他の施設でも、助産院でもどこでも良いです。
自分の体をケアする事が、結果として大切な子供を守ることにつながります。
産後の女性の皆様、どうぞご自愛くださいませ。
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