病院と違うの?
病院とはアプローチが、違います
整体と違うの?
国家資格があり、保険が使えます
※接骨院で、保険を使うには、条件があります。
どんな時に行くの?
痛み・不都合があればご相談下さい
これくらいの痛みで行っても良いの?
痛みが酷くなる前に、ご相談下さい
交通事故も治療できる?
もちろん可能です
当院へ通院中の方々をはじめ、色々な方からたくさんの質問を受けます。当院では、接骨院とは
・手(手技)
・電気(物理療法)
・テーピング(固定やインソール)
などを使って、体を整える場所と考えています。また、
という事が、接骨院の大きな役割であると考えています。
当院ホームページの“よくある質問”にも少し書いてありますが、「接骨院ってよく分からないなー」という方は、一度読んでみて下さい。
接骨院は健康保険が使えるか
結論からお伝えすると、
ですが、注意して頂きたい点もあります。
厚生労働省のホームページには
「整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉離れを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得る事が必要です。」
と書かれています。
つまり、肩こりや筋肉・体の疲労などに対する施術は、健康保険の対象にはならないという事です。
『接骨院の施術は必ず健康保険が使える』というわけではないのです。
基本的には、施術をする前に、接骨院の先生から上記のような説明が、あると思います。
『自分の症状は健康保険の適応になるのかな?』と分からない方は、施術してもらう先生に、直接聞いてみると良いと思います。
接骨院と整体の違い
一番の大きな違いは
『国家資格(柔道整復師)を持っているか』
です。
国家資格を持っている=大学・専門学校で定められた単位を取得し、卒業しているという事になります。
その後、国家資格を受けて合格し、初めて「柔道整復師」の資格が取得できます。
また、平成30年4月より、接骨院を開業するにあたっては、「実務経験」「施術管理者研修」が必須条件となっています。
これにより『柔道整復師の資格さえあれば、すぐに開業』は出来ないようになりました。
(実際、開業されている先生は10年以上の施術経験を積んでいる方が多いようです)
また、「接骨院は健康保険が使える」というのも違いの1つです
(全てのケガが適応ではありません。)
整体の先生が開業する時には、「必要な資格はありません」
つまり、経験や無資格の方でも『整体の先生』と名乗る事は可能という事です。
現状としては、民間の団体が認定している資格(国家資格以外の資格)を取得し、開業されている先生が多い印象です。
また、整体と言っても、様々なアプローチ方法があります。
広く知られているものとしては、カイロプラティック、オステオパシーなどがあります。
国家資格を持っている。という事は
『最低限の解剖学・生理学・運動学・整形外科学などの知識がある』
という裏付けとなります。
(継続して知識をアップデートし続けている事が大前提)
そうなると、「整体の先生は、知識・経験不足では?」
と思われる方もいますが、個人的には必ずしもそうではないと感じています。
整体を扱う先生の中には、国家資格である「理学療法士」「作業療法士」「鍼灸師」などを持った先生もいらっしゃいます。
また、国家資格を保有していなくとも、豊富な知識・経験を持った先生もおられ、施術の技術が高い先生もたくさんいます。
ただ、ごく一部の方で、「少し学んですぐに開業」という先生がいるのも現状もあるようです。
まとめると
- 接骨院は国家資格を持っている
- 接骨院は健康保険が使える
(例外もあります) - 整体は上記がない
という事になります。
気になる接骨院・治療院があれば、一度公式ホームページを確認してみてください。
その中に書いてある文章を読んで共感ができるようなら相談されるのが良いと思います。
(ホームページのデザイン・院の雰囲気だけでなく、施術方法・施術に取り組む姿勢、先生の人柄、なんかも見れると良いと思います)
接骨院と整骨院の違い
結論:“接骨院と整骨院” 名前は違いますが、基本的には同じで、接骨院も整骨院も「柔道整復師」という国家資格を持つ人が施術をする施設です。この施設の名称は法律上、以下のように定義されています。
柔道整復師法第24条第1項第4号の規定に基づく広告し得る次項の指定(平成11.3.29厚告70)において、
【施術所の名称】に使用できるものとして
「ほねつぎ又は接骨」注)単に業務の種類を明記しただけのものならば良い。
とあります。
この名称の中には「整骨院」という選択肢は入っていません。
厳密には法令上、「整骨院」も違法ではありますが、行政上の判断において許可されている地域もある。というのが現状のようです。
つまり、「接骨院も整骨院も基本は同じ。でも法律上は接骨院という名前が適切」という事です。
接骨院と病院の違い
まず、前提として、接骨院・整骨院で施術を行う“柔道整復師”は医師ではありません。
当然、薬の投与や注射、外科手術、レントゲン・MRI検査を行う事は認められていません。
「骨折・脱臼」などが疑われる場合は、応急処置以外は、整形外科での診察が基本となります
(当院へ受診される患者様でも、骨折や脱臼などが疑われる方に関しては、一度、整形外科の先生の受診をお願いしております)
また、病院では、痛み止めの薬・湿布なども処方してもらえます。
病院では基本的に健康保険が適応されますが、接骨院では、健康保険の使える範囲は限られています。
※詳しくは、このページの “接骨院は健康保険は使える?” でご確認下さい。
まとめると、
- レントゲンなどの検査ができる
- 注射、薬が扱える
- 手術ができる
上記内容を希望されている方は、まずは病院へ受診されることをおすすめしております。
では、「接骨院では何ができるのか?」それについては次項でお伝えしていきます。
接骨院の特徴
前項では、病院で出来ることをお伝えしました。では、接骨院の特徴(できる事)にはどんなものがあるでしょうか?当院へ通院されている方からの感想も踏まえて、まとめてみました。
薬・注射が使えない
➔手技・電気治療・テーピングに精通
接骨院では骨折や脱臼・打撲・捻挫・肉離れなどの軟部組織損傷に対し、その状態に応じた施術を行います(骨折・脱臼は医師の同意があった場合のみ行えます。)また、接骨院では電気治療(物理療法)も積極的に使われています。
昔からある、電気治療でしょ?
と思われる方もいますが、近年の物理療法の機器はとても優秀です。
当院で扱っているものだけでも、
- 低周波治療器
- ハイボルテージ電気刺激治療器
- 低周波SSP療法
- 微弱電流治療器
- 温熱治療器(ホットパック)
などがあります。
その方の症状にあわせて施術に組み込み、改善するようお手伝いしています。加えて当院では、テーピングなどを使い、筋肉・関節の運動や機能を誘導することも行っています。
レントゲン・MRIなどが無い
➔丁寧な筋肉・関節の検査・評価できる
接骨院ではレントゲンなどの検査は行えませんが、代わりに関節や筋肉の状態を細かく評価し、痛みの原因を探る為に様々な方法でチェックを行います。痛みの原因が、
- 関節
- 筋肉
- 神経
- 上記の複合的な痛み
体の動かし方や、痛みの出方、関節・筋肉の機能評価などをチェックしていくなかで、痛みの原因を推察し、少しずつ体を元の状態へ導いていけるようサポートします。
一人に時間をかけて施術できる
➔体の不調の相談ができる
病院の診察で、「聞きたいことがあったけど、聞けなかった」という話を、よく耳にします。
多くの患者様を対応している医療機関のスタッフは、人員などの問題も含め一人の患者様にかけられる時間は限られています。
特に、忙しい医師の先生方は「次の患者さん」が常に待っている状況です。
一方、接骨院では、ある程度時間をかける事が出来るので、「聞きやすい(質問しやすい)」という傾向があるようです。
(全ての病院・接骨院が該当するという事ではありません。)
この「聞きやすい」という事は、とても重要な事だと考えています。
今の時代はネットに多くの情報があり、患者様自身でも色々な事を調べる事が出来ます。
ですが、ネットの情報は不明確なものも多く、「調べるほど不安になった」という方もとても多いです。
症状はあるけど病院へ行くかどうか迷った時、自分の体についての相談がしやすい
「かかりつけ接骨院」 があれば安心できるのと考えています。
メンテナンスができる
人は自分で身体を治す力(自然治癒力)を持っています。
その力を施術によって最大限に引き出し、回復を早く手助けするのが接骨院であると考えています。
当院では、「痛みを消す」がゴールではありません。
「痛みの原因を考え、再発しない」という考え方を大切にしています。
【接骨院の特徴まとめ】
①手技・電気治療・テーピングに精通している
②丁寧に筋肉・関節の検査・評価ができる
③自分の体の相談がしやすい
④メンテナンスができる
というのが、接骨院の特徴ではないかと考えています。
『自分に合う、かかりつけ接骨院』 を是非探してみてください。
かかりつけ接骨院の選び方
患者さんの立場から『自分に合う接骨院はどこか』『自分の体の相談をしやすい先生はいるか』という事は、外から見ただけではなかなか分かりません。
知り合いに勧められて、接骨院・整体院に行ったけど、自分には合わなかった…。
という話はよく耳にします。
そこで接骨院(整体など)の選び方の目安をまとめてみました。
あなたの『かかりつけ接骨院』選びの参考になれば嬉しいです。
通院しやすい条件か
接骨院の先生の施術方法にもよりますが、基本的に『1回の施術で痛みが全て消え、改善する』という事は多くないと思います。体の状態にもよりますが、ある程度の通院が必要である事がほとんどですので、『通院しやすい』というのは、最重要になります。
- 仕事・学校帰りに寄れる
- 予約制で待ち時間が少ない
- 出入りしやすい駐車場
- ついでの用事もできる
※通院帰りに買い物ができる等
上記がすべてではありませんが大切なのは、『通院が面倒にならないこと』です。
痛みが少し楽になったからといって、途中で通院を止めてしまうのは、とてももったいないです。
それは後になって痛みが強くなる事がよく起こるからです。
まずは、自分のライフスタイルをもとに、通いやすい接骨院をピックアップ してみるのが良いと思います。
通院している人の話を聞く (クチコミ)
実際に通院している方の話は、一番リアルな情報です。ですが、わざわざその話だけを聞きに行ける方は少ないと思います。また当然ですが、『あくまでも、いち個人の感想』になってしまいます。緊急でなければ、できれば、『何人かの意見を見て判断する』 ほうが良いと思います。
ホームページが更新されている
誰でも初めて行く接骨院は緊張します。
なので、事前に最新の情報を、ホームページで更新している接骨院のほうが安心です。
また、接骨院の様子だけでなく、『どんな施術をするか』『先生がどんな人か』なども分かっていたほうが安心です。
ホームページのクチコミなども、参考にしながら見てみると良いと思います。
先生の学歴・資格を調べる
ホームページに掲載されている学歴、資格、所属している学会などの経歴を調べる、という方法もあります。調べるのは少し面倒ですが、『積極的に勉強される先生』という目安にはなると思います。
ただし、比較的、簡単に取れる認定資格も多くあるので、単純に『たくさん資格を持っているから安心』というわけではありません。あくまでも、ひとつの目安として考えてください。
かかりつけ接骨院の選び方に決まりはありません。
上記内容はあくまでも目安であり、最終的には『接骨院へ実際に行ってみないと分からない』という事になってしまいますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
どんな症状で接骨院に行くか
接骨院に来られる方の症状として
- 寝違え
- 肩の痛み
- 足首・手首などの捻挫
- 突き指
- 膝の痛み・腫れ
- 肉離れ
- スポーツ障害
- 肘内障
(子供が急に手を動かさない) - ぎっくり腰
- 腱鞘炎
- 足底腱膜炎
(かかとの痛み) - テニス肘・ゴルフ肘
- 成長痛
などがあります。※接骨院=健康保険を使った施術 ではありません。
代表的なものは上記ですが、それ以外でも対応できる症状はたくさんあります。また上記の症状でも、「接骨院」と「病院」のどちらを選ぶかは、症状や患者様のニーズによって変わってきます。
接骨院を選ぶ例としては、
- 薬を使わずに痛みを改善したい
➔接骨院 - 時間が無い・待ち時間を減らしたい
➔接骨院(予約制の院) - 関節・筋肉のバランス)みてほしい
➔接骨院 - レントゲン・MRI検査をしても異常ないが、まだ不調
➔接骨院 (病院と違う目線での相談など) - 痛みが出にくいカラダ作りをしたい
➔接骨院 - 姿勢などが気になる
➔接骨院
※症状によって、整形外科(病院)の受診が必要となる場合も多々あります。
※接骨院=健康保険を使った施術。ではありません
あくまでも『接骨院で相談できるもの』という考え方です。
「接骨院」も「病院」も『痛みを取る』という目的は同じですが、アプローチの方法が違います。
逆に病院を選ぶ例として、
- 骨折・脱臼・ヘルニアかもしれない
➔病院 - 出血している
➔病院 - レントゲン・MRIで検査して欲しい
➔病院 - 薬・注射を希望
➔病院 - 手術の相談がしたい
➔病院 - 診断書が欲しい
➔病院
※診断書には、保険会社や交通事故後に警察に提出するものなど、色々な種類があります。くわしくは一度、医療機関へご相談してみるのが良いと思います。
上記の『病院で出来る事』が希望の場合は、病院への受診をおすすめしています。いずれにしても『おかしいかも?』と思ったら、一人で調べて悩むより専門家に相談されてみてください。
寝違え
朝起きて、急に首が痛くなっていて動かせないなどの状態の事を指します。(定義は先生により様々な考えがあります)
寝ている間の不自然な姿勢が原因で一部の筋肉が阻血(血流が悪くなっている)状態になっている、前日にスポーツや労働をして一部の筋肉が損傷している、首の関節の関節包(関節を包む袋)に炎症がおこる、などの原因が考えられています(定義は先生により様々な考えがあります)
当院では、まず痛みを取る事を最優先に施術を行います。
痛みを取る為に物理療法(電気治療)やテーピング、徒手治療など症状に合わせて行います。
その後、痛みが出た原因を探し、再発しないようなカラダ作りを患者さんと一緒に考えていきます。
捻挫(足首・膝など)
日常生活でも多い、足首を捻ったという状態です。スポーツで発生することも多く、捻挫は湿布と安静だけで痛みが楽になる事もあります。が、
です。しっかりと治療をしないと「クセになり易いケガ」でもあります。
何度も捻挫になってしまうと将来的には足関節が変形してしまう事もあるので、早めに専門の治療を受けることが大切です。当院では必要に応じて超音波観察装置にて検査を行い状態を確認し、治療を行っていきます。捻挫の程度に応じてテーピング・固定などを行っていきます。詳しくは下の記事でご確認下さい。
膝の痛み・腫れ
歩くと膝が痛い、膝が腫れていて階段の昇り降りが辛い、膝が痛くてしゃがめないなどの症状に多くの方が悩まれています。原因としては膝の変形(変形性膝関節症)や関節軟骨の摩耗、半月板損傷など様々なものが考えられます。日常生活のちょっとした動作で痛みや腫れが強くなったという方は放置せず、一度当院までご相談下さい。
当院では関節の腫れをとる為に物理療法やテーピング、関節の動きを誘導する手技などを行いながら腫れ・痛みをとる施術を行っていきます。
肉離れ
肉離れはスポーツ外傷のひとつで筋肉が部分的に断裂、または完全に断裂する状態です。肉離れはどの筋肉でも起こりえますが、特にハムストリング(太ももの裏の筋肉)、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)に起こり易いと言われています。
当院では超音波観察装置にて筋肉の状態を確認しながら、患部の状態に応じて痛みを取る治療を行っていきます。また早期に回復が出来るよう物理療法なども同時に使用し施術を行っていきます。
子供が急に手を動かさなくなった
パパやママが子供の手を引っ張った後や、転んだ後に片腕を「だらん」と下げたまま動かそうとしない事があります。骨折・脱臼・打撲など色々な可能性がありますが、「肘内障」(ちゅうないしょう)という可能性もあります。俗に言う「子供の肘が抜けた」という状態です。
骨折や脱臼などに比べ、肘内障は安静にしていれば痛みは少ない事が多く、骨折・脱臼と比べ腫れも比較的軽いものが多いです。1歳~6歳頃の子供に起こり8歳以上の受傷は稀と言われています。
当院では肘内障の整復(抜けた肘をはめる)をしています。じっとしていれば泣かないが子供が手を動かそうとしない、などの症状があれば一度ご相談下さい。
『子供が手を動かさない = 肘内障』
ではありません。
別のケガや疾患の可能性もありますので、その際は適宜対応させて頂きます
ぎっくり腰
日常生活のちょっとした動作で腰に激痛が走って動けなくなってしまう急激な腰痛の総称です。 筋肉挫傷(ざしょう)、腰部の捻挫、椎間関節の障害、腰椎椎間板ヘルニア、骨粗しょう症による圧迫骨折などが原因となっている可能性もあります。
ぎっくり腰の強い痛みは、組織自体が傷ついた痛みもありますが、急性期の痛みの原因は、損傷した組織に反応して筋肉の緊張が強まったりする事などが主な要因であることが多いです。
治療は、急性期に、炎症を鎮めるために適切な施術を行って、痛みの出ない範囲で、日常生活を送る事が大切になります。
当院では痛みを取る事を最優先に施術を行います。
痛みを取る為に、物理療法(電気治療)やテーピング、徒手治療などを、症状に合わせて行います。
その他のケガやカラダの不調に関しても、問診などを行い可能な限り施術をさせて頂きます。
当院で対応できかねる症状に関しては、病院をお勧めする場合もございます。
カラダのお悩みがありましたら、一度ご相談下さい。
予約お問合せ
ご予約の際は、こんな感じでお話される方が多いです
初めてなんですが、ホームページを見て予約をお願いしたいと思って電話 (LINE) しました
その際、
① 現在の症状(痛みなど)
② いつ頃、症状が出現したか
※以前から続いている痛みに関しては、健康保険の適応とならず、自由診療となる場合もあります。詳細はお問合せ下さい
③直近1ヶ月で、病院・接骨院に受診したか
④予約の希望日時 (例:4/1 9:30~希望)
※5分前までに来院できるお時間で、予約をお取りください
を簡単にお伝え下さい